対面レッスンだからできること-#004

どんな楽器を演奏するにも、歌をうたうにも、フォームや姿勢は大切です。
されど、外から見た「正しいフォーム」や「正しい姿勢」が、ひとつだけとは限りません。
人それぞれ、身体の特徴や動き方の癖が違うからです。

あるフォームがAさんには合っていても、Bさんには合わない。
そんなことも、決して珍しくありません。
また、「標準的」とされるフォームや姿勢も、流派や指導者によって違うことがあります。

これまでに教わったフォームが、自分の身体にはどうも合わない。
あるいは、「こうするのが正しい」と思って頑張っているのに、なぜかうまくいかない。
そんなこともあるのではないでしょうか。

見た目はまったく違っていても、良い音、良い響きを奏でる人。
心に刺さるフレーズを奏でる人。
思わず身体を揺らして踊りたくなるような演奏をする人。
そうした奏者たちは、一見すると違っていても、身体の使い方には何か共通するものがあるように思います。

人にはそれぞれ、生まれ持った身体の特徴や動き方の癖があります。

そして、そうした身体の癖は、動き方だけでなく、ものの考え方や発想の仕方にも影響しているのかもしれません。
だからこそ、自分の身体の癖を「間違っているもの」として、無理に直したり取り除いたりするだけでは、うまくいかないことがあります。

「こうするのが正しい」と教わったフォームに、身体を無理に合わせようとすると、かえって身体がうまく働かなくなり、演奏のパフォーマンスが落ちてしまうこともあります。
そうではなく、自分の癖をまず認める。
そのうえで、その癖を活かしながら、より自然で無理のない動きへと洗練させていく。

そうすると、身体の使い方そのものが少しずつ変わり、結果的に、演奏を邪魔していた「悪い癖」が自然と消えていくことがあります。
そして面白いことに、身体の機能が整ってくると、見た目のフォームまでスマートで美しくなっていくことがあります。

ちなみに、演奏を邪魔している「悪い癖」は、生まれつきのものとは限りません。
これまでに教わったことや、自分で身につけた方法が、たまたま自分の身体に合っていなかった。
そんな後天的な癖も少なくないと思います。
例えるなら、
自分のOSに合っていないソフトをインストールしたために、パソコンがうまく動かなくなっている。
そんな状態に近いかもしれません。

だからこそ、私、出口煌玲による個人レッスンでは、一人ひとりの身体の特徴や動き方を丁寧に見ながら、その人に合った方向性を探っていくことを大切にしています。
そして、実際に身体を動かしてみたときの本人の感覚と、そこから生まれる音の変化。
その両方を確認しながら、無理なく、より自然な演奏へと導いていきます。

笛のレッスンを通じて、
「日常生活での身体の使い方まで変わった」
という感想をいただいたこともあります。
楽器を上手く吹くことだけが、レッスンの目的ではありません。
自分の心身と向き合いながら、より自由に、より自然に音楽を楽しむ。

そんなレッスンを、一度体験してみませんか?

【毎週土曜日更新したいなぁ】

「もっと自由に、もっと自分らしく吹きたい」そんな方は
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