ほな、見してんか|技術じゃなく、目覚めさせるものだった-#005

毎週日曜更新の舞心コラム-#005のメッセージは「技術じゃない、めざめさせるもの。それが、舞というツール」
毎週日曜更新の舞心コラム-#005

ずっと言葉にするのを避けていたのですが・・・、舞心レッスン(祈りの舞・舞心塾)は、ダンスの技術を教える教室ではありません。

舞は、あなたの中にあるスピリッツ(魂・感性)を目覚めさせるための、ひとつの”ツール”だと私は捉えています。

このように考えるようになっていくエピソードをいくつか紹介します。

学生時代、踊りに夢中になり始めた頃、他学年の舞踊の基礎レッスンも受けていました。
ある日、演劇の授業のお稽古場で、「今、踊りにすごく興味をもっている」と話すと、教授から理由をたずねられて・・・。
「出来なかったことができるようになったり、身体がどんどん変わっていくのが楽しい」みたいなことを答えたと思います。
すると、「ほな、見してんか」と。
(でた、むちゃぶり)と思いながらも、立ち上がって前に出て、くるっと皆の方を向いて、何も考えず、1、2歩、歩いて、ぴょーんと上に、開脚しながらジャンプしました。
そしたら、いつものジャンプの高さよりも、ふわーんとさらに浮いた感覚がありました。
空気の層に乗るというのか・・・飛ぶってことは空に浮かぶことなのかと悟った瞬間でした。
「あきれたよぉ」と(おそらく悪い意味ではなく)教授はつぶやきました。

ふたつ目のエピソードは・・・まだ即興で踊るなんて考えもしていなかった頃で、公演に向けて一人で創作中のある日。
両腕を伸ばして手のひらを大きく開き、肩を中心に下から上に腕を上げていたところ、手のひらがとても熱くなっていることに気づきました。
当時、低体温で平熱が35度前半でしたから、驚きました。
え、もしかして、これが気なのかと。
しばらくは、誰かに会う度に、「ねぇねぇ、見て見て」と、同じ動きをして見せては、温かくなった手を触ってもらいました。

前回のコラムで触れたように、虚弱だった私は常に体調不良でした。
とても疲れやすく、毎日いっぱいいっぱいでした。
ところが、踊った後、特に無心に踊れた時は、不思議と疲れていなかったり、逆に元気になっている!?
そう感じることが多くなっていることに気づきました。

そうして、舞うように生きれたら、元気になるのではないか・・・そんな風に考えるようになり、どうすれば良いんだろうと。

これこそが、あれこそが、という明確な答えがあるわけではありません。
けれど、舞には本来のパワーを呼び起こし、目覚めさせる力がある。
だからこそ私は、舞をあなたのスピリッツに届けるための”ツール”として、これからも大切に扱っていきたいと思っています。

少しでも心に触れるものがあれば。
レッスンの詳細は下記からご覧いただけます。
[舞心レッスンメニュー]

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