PROFILE

龍笛・篠笛奏者 作曲家


幼少より奈良春日・南都楽所にて古典雅楽を学び、その一員として各地で演奏する。
雅楽演奏家と異分野の演奏家からなるコラボレーションユニット「音楽舎 まほら」、
横笛の魅力に焦点を当てた「煌玲ユニット」をはじめ、様々なユニットを主宰。
ソリストや音楽監督としてもヨーロッパやアジア各国で、
世界の伝統音楽・現代音楽・演劇・舞踏などと、
あらゆる分野で国境を超えたコラボレーションや創作活動を行っている。

1999年、春日山原始林にて自然環境音と共に
笛の独奏を収録した「森霊kodama」をナッシュ・スタジオより、
2000年、『Blowin' Green Breeze』をMAHORA Japanより、
2002年、オリジナル曲「唐子」「たそがれ」等を納めた「煌玲KHOREY」をWORLD STAGEより、
その他、様々なコンセプトのCDアルバムをリリースしている。
また、多くのアーティスト達のCDアルバムや映像音楽などのレコーディングに参加している。

 

主な活動歴

 

1992年

日本とインドネシアの共同プロジェクト舞台作品「ボドヴルールの嵐」に参加、
東京・大阪をはじめ主要都市で公演。
舞踏・インドネシア舞踊・雅楽・ガムランのコラボレーションを行う。

1993年~1994年 和太鼓集団のヨーロッパツアーに笛方として参加、
エジンバラフェスティバルやロンドン・サドゥラーズウエェルズ劇場での連続公演を含め、
延べ6ヶ月・8カ国100ヶ所の劇場で公演。
1996年~1998年 日本・シンガポール・タイの三カ国共同プロジェクトによる舞台作品に音楽監督を担当。
各国のアーティストとのコラボレーションを各国主要都市にて公演。
1999年 フィリップラントン演出フランスの劇団による演劇『エンペドクレスの死』の音楽監督。
京都とパリで公演。
2003年 クロアチア・プーラ市における国際アートワークショップにおける、
舞踏・演劇・人形劇・音楽・美術のコラボレーションであるメイン舞台作品の音楽監督。
2004年 音楽を担当した『エンペドクレスの死』の再演。
パリ・シアターモリエール劇場にて1ヶ月連続公演に出演。
2005年 ドイツ・シュツットガルト、チュービンゲンにて、源氏物語を題材に
舞踏・クラシック音楽とのコラボレーション『Genji』の音楽を担当し演奏。
2005年~2006年各秋季 京都府八幡市の『邦楽の集い』を4年間毎年脚本・演出。
各分野の邦楽関係者によるコラボレーションを行う。
2005年~2008年 日本・韓国・朝鮮・中国のアーティストによるイベント
『ユーラシア出会いのコンサートin 薬師寺』に参加、
全体構成も担当、奈良・薬師寺・本堂前にて公演。

現在も、演奏・レコーディング・創作活動を行う傍ら、
演奏方法やその基盤となる身体運用のメソッドを独自に開発、後進の育成等に務める。

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